みぞれあんかけ焼きそばパン

ゲーム、アニメ、映画の感想

ゾンビランドサガ7話考察

7話とても良かった

 1:12 立てこもり

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純子の立てこもりが昭和って感じしますね。学生運動かな。

 

1:25 きのこ

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ゾンビなのできのこも生える。

これは純子がアイドルとして腐っているということを示しています。キノコは腐った木によく生えますからね。

 

4:38 余裕がないのは

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サキ「愛は平気なのかよ」
愛「どうしようもないでしょ!?純子が自分でなんとかするしかないじゃない!」
サキ「あたしはお前の話をしてんだ」

愛もまた野外ステージというトラウマにおびえているわけです。リーダーであるサキはそれをよく見ている。

 

5:06 鏡

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要所で鏡を見つめさせる演出がうまい。

腐っている自分を見つめ直す純子。

 

6:21 光太郎の説得

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光太郎「ファンに夢を与えたい、歌やダンスで笑顔になってもらいたい。アイドルの本質は今も昔も同じだ。もしも、アイドルになりたい者の志が低くなったと思っているのなら、それは違う。時代が変わり、求められるアイドル像が変わったんだ」

「そう…愛には愛の、純子には純子の個性がある。お前らはゾンビーだがロボットじゃない。この時代に、昭和アイドルの挟持を持って活動するその姿をメンバーやファンたちに見せてやれ」

「覚えておけ、フランシュシュは時代を超えて互いの想いを支え合うために存在する。心を開けば、必ずあいつらはお前を助けてくれる。そのとき、お前があいつらにしてやれることを考えろ」

ここの光太郎の語りが本当にいい。自分のやり方を押し付けるのではなく純子の意志を尊重し、純子の個性でファンを魅了してみせろと。

よくある演出ならここは純子が影の部分にいて光太郎の説得により光の当たる部分で出てくるという動きになりますが、ここでは最初から光の当たる部分に純子がいて光太郎は影の中です。この場合の光はスポットライトであくまで純子はアイドル、光太郎は裏方に過ぎないわけです。ステージに立つのは紺野純子でなければいけないのです。

 

9:26 不安を振り払う

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光太郎「不安と戦っているのはお前だけじゃない!」
「アイドルならばステージに立て!紺野純子!」

生えてるキノコを取るのは純子の不安を取り除いたことを象徴していますね。

 

9:59 幻覚

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雷の幻覚を見る愛。彼女もまた不安を抱えているのです。

 

11:52 純子復活

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復活!紺野純子復活!

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跳ねたああああああああああああああああああ!

そしてまたデジャヴを感じるさくら。

 

12:36 私はアイドル

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純子「私は昭和のアイドル!紺野純子です!」

よう言うた!それでこそアイドルや!

 

アイキャッチ 伊万里湾大花火

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放送された週の土曜日に行われた花火大会

www.city.imari.saga.jp

 

アイキャッチ Cygames 佐賀新ビル

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www.cygames.co.jp

佐賀にサイゲマネーが続々と投入されている……

景気の良い企業がいるっていいですね。自分の地元は工場もホテルも撤退していきました。

 

13:33 雨対策

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靴用防水スプレーで雨対策。

スプレー缶の元ネタはさすがになさそう。

 

14:01 現アイアンフリル

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旧アイアンフリル

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こうして並べてみるともう全員メンバー入れ替わってますね。すでに10年が経ち、平成のアイドルも変化しています。

そしてまた何か思い出しそうなさくら。

 

17:16 強がり

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強がる愛を心配そうに見つめるサキ、リーダーなんだよなあ

 

17:59 デスおじ

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もはやTOと言っていいデスおじ。

 

18:56 決断

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雷が怖くて不安定な愛をフォローしようと決める純子

この挿入歌「アツクナレ」の歌詞がまた7話にマッチしているんですよ。

メンバー同士のアイドルの方向性の違いからくるぶつかり合いとそこから導いた答えがここにあります。

イントロでの愛のダンスはワンテンポ遅れており動きも硬い。そこに純子とのいさかいそのままのような歌詞とトラウマの雷鳴で完全に調子が崩れます。観客も他のメンバーも心配そうに愛を見つめていました。そして文字通り耐えきれなくなったところで強がりで「私がフォローする」と言い続けて愛を純子がフォローに入ります。本当にフォローが必要なのは愛だったから。

 

わかり合えず(愛、雷鳴に怯える)
空回りばかり馴れ合っても向き合えないことたくさんあって
邪魔ないと
もつれて
心かき乱れ
放り出したい(愛、座り込む)
耐えきれないよ(ここで純子乱入)

自問自答なんて No No No
Ah 目を開けて
自分解き放て Dance Dance Dance
Ah 甘えないで
熱くなれライブ!思い切ってぶつかって痛みを分け合って(愛、調子を取り戻す)
世界に歌声響かせ
熱くなれファン!絶対伝わるって必死に舞い踊って
みんなを笑顔にできるはず
We can do it 強く眩しいあの光を掴み取ろう
精一杯やるだけさ
胸の鼓動信じて
転んでも立ち上がって
死んでも這い上がって
目の前の手を握って時代なんて
飛び越えて!

 

作詞の ma-saya はジャニーズによく提供している人らしいですね。

 

20:36 ゾンビだから

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愛「なんともない…!あっ」
純子「私たち、ゾンビですから」

死んでもう一度雷に撃たれた愛、でも今度は大丈夫。だってゾンビだから!

今までずっと「もう死んでますけどね」「もうゾンビですけどね」とどこかゾンビであることに後ろ向きな発言だったのが、ここでは「ゾンビだから」と前向きになっています。

そしてここからの目覚めRETURNERが反則すぎる。

 

22:33 TO泣く

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そりゃ泣くわ。

 

23:26 サガロックに舞い降りた天使たち

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結び方もうますぎる。