MTGアリーナ 激変スタンダード完走
6勝1敗で終わり。後手5回。
シミックフラッシュで塩水生まれの殺し屋/Brineborn Cutthroatをなんか適当なのに差し替えれば簡単に勝てる。
1. 禁止リスト
激変スタンダードの禁止リストは下記の通り
2. 環境予想
影響を受けるアーキタイプとしては
- 白ウィニー
- シミックフラッシュ
- 青単テンポ
- ターボフォグ
- オルゾフ吸血鬼
- イゼットフェニックス
- 赤単
- ランプ系
- 戦慄集の指揮リアニメイト
- ボロスフェザー
- エスパーコントロールorヒーロー
- エレメンタル系
- スケープシフト
リストにあるものはほぼすべてデッキコンセプトが否定され構築不可能になっているが影響の少ないものもある。
この禁止リストで重要なのはWAR、というかDOM以降のメタゲームを支配していたテフェリーがいないことだ。
インスタントタイミングで動くことを難しくしていた時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler は激変スタンダードに登場しない。インスタント呪文がキーになるデッキが相対的にかなり強くなる。そして禁止リストの影響が小さく、インスタント呪文を活用するデッキがある。
それがボロスフェザーとシミックフラッシュだ。
そして禁止カードの無いデッキもある。グルール恐竜がそれに当たる。*1
3. ボロスフェザー
確かに贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed で大量にアドバンテージを稼ぐことはできない。
しかし戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist や第10管区の軍団兵/Tenth District Legionnaire といったクリーチャーは相変わらず使えるし、大量の軽量インスタント呪文もそのままだ。何よりメインコンセプトを否定する時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler がいない。
自分は対面しなかったが、相対すれば苦しい展開を強いられただろう。
4. シミックフラッシュ
塩水生まれの殺し屋/Brineborn Cutthroatが禁止されたことは確かに弱体化だ。容易にクロックを確保し、こちらの打ち消しが枯れるころには相手のライフを詰め切ることを可能にするこのカードはシミックフラッシュのキーカードだ。
しかし禁止されたのはこの1種類だけ。大量の打ち消し呪文も夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher も幽体の船乗り/Spectral Sailor も使える。そして何より時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler がいない。打ち消し、瞬速呪文が手札で腐り果てることはないのだ。
打ち消し呪文で相手の脅威を止めながら4マナまで伸ばしこの2枚を維持すればそれだけで勝てる。打ち消しで相手が何もできないうちに勝ちきるのではなく、打ち消しとアドバンテージで盤面を圧倒して勝つということを意識する。
天敵は変容するケラトプス/Shifting Ceratops だ。
打ち消されないわプロテクション青だわで夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher と相打ちするくらいしか対処方がない。コンバットトリックで一方を取られないようにしたい。
ミラーが1回起きたけどしちめんどくさかった。変容するケラトプス/Shifting Ceratopsを採用していたおかげで勝てた。
5. グルール恐竜
何も禁止されてないからそのまま持ち込めばいい。ジャンド恐竜でもいい。力こそパワー。変容するケラトプス/Shifting Ceratopsを入れてやれば動きにくいシミックフラッシュ相手も悶絶させられるので4枚積んでもいいと思う。
6. 他候補
グリクシスコントロールorミッドレンジもいい線だろう。
緑単ストンピィやマーフォーク、エルフといった部族デッキもよさそう。
ディミーアコントロールはハンデスが薄くなってしまうからナシか？
7. イベント感想
シミックフラッシュが強いだろうと予想して持ち込んだらホントに強かった、強すぎた。制限が足りないと思う。他はいい感じ、ミッドレンジデッキが活躍しやすくてよい。こういった特殊ルールは何が強いか答えを探す過程が楽しいのでまたいろいろ開催してほしい。普段はBO3やるし。
*1:再燃するフェニックスを採用できないという影響はあるが
