ゾンビランドサガ2話考察
2話もおもしろかった。
言うほど考察(笑)することあるか?
~0:20
さくら「前回のソンビランドサガは!(中略)これからいったいどうなっちゃうの~!」
正統派アイドルアニメのあらすじですね。こういうのでいいんだよこういうので。
00:34 キセルを吸うゆうぎり
ゾンビは走れば息があがるしキセルも吸える。
00:39 ゾンビ1号
1話で巽光太郎が「もうお前だけ伝説つけてやらんからな」と言った通り伝説がついてないしフォントもしょぼい。
00:42 意識の戻ってないたえちゃん
ゾンビ2~6号はデスメタルライブで目覚めたがゾンビ0号山田たえだけは意識が戻ってない。最後まで意識が戻らない枠か最後だけ覚醒する枠どちらでもおもしろくなってくれそう。
1:00
ここなんて叫んでるのかわからなかった。
「泣いてんじゃなーい」「甘えてんじゃなーい」「おめでとうございまーす」などといろいろ候補があって、叫んだあと満足気に黒板まで戻ることから「おめでとうございまーす」だと思われる。
1:22 巽光太郎の目的
巽光太郎「これからお前らには佐賀を救うためにアイドルをやってもらう。お前らの伝説的な感じを活かして佐賀を一世風靡さすんじゃーい!」
ご当地アイドルで過疎地を活性化させるとかそんな感じですかね。
1:58 OP 逃げるさくら
OPでゾンビの大群から逃げるさくら
2:04 OP カット
ゾンビ1号以外の6人が揃っています。さくらはまだ1人で逃げてる最中でしょうか。
決めポーズ取るシーンではまたアイアンフリルが出てくるのかと思いましたがデス娘(仮)でしたね。
2:08 OP ゾンビレンジャー
またもや1号以外集合。
2:11 OP 電車ごっこ
1号以外集合
2:19 OP 怪人に襲われる1号
2:20 OP 怪人と闘うゾンビレンジャー
伝説の山田たえだけ歌ってねえ!
2:34 OP 吹き飛ばされたさくらに手を伸ばすゾンビレンジャー
2:37 OP さくら視点
2:50 OP 集結
そして7人集合、輝くステージへ
OPではさくらがゾンビレンジャーに助けられるヒロインでありながら最後はステージへ先頭切って進むリーダーになっています。
さくらだけが目覚めても記憶を取り戻してないことと関係あるのでしょうか。でも山田たえはゾンビレンジャー側なんですよね。さくらが主人公だからメインに映えるように映像作ってるだけかな。
3:43 感謝しとけ
巽光太郎「いいか?お前らは死んだ。そしてゾンビーになった。そんでもってこの現代社会にゾンビーの居場所などはない。そんなお前らにアイドルっちゅー居場所を与えてやるんじゃ。感謝しとけボケェ」
勝手にゾンビにしておいてこの言い草である。
その前にも「なんやかんやでゾンビーになったからピンピンしとるんやろがい」などと言ってるので実はなんでゾンビになったのか光太郎自身もわかってないのでは?
4:14 涙目さくら
巽光太郎「はい、このようにゾンビーめちゃめちゃにされまーす。くれぐれもゾンビーバレせんようにアイドルやりましょう。今後お前らがナンバーで名乗るのもその一環でーす」
ゾンビでも走れるし息は上がるしキセルは吸えるし涙目にもなる。
生前の名前そのまま使ったら死人ってことがバレるから隠すのでしょう。とはいえ特殊メイクでほぼ生前の姿になれてるから伝説の平成のアイドル水野愛、伝説の昭和のアイドル紺野純子あたりは即バレそうですが。そっくりさんで片付くんですかね。
4:34 睨む愛
愛「ご当地アイドルで町おこし?佐賀で?」「うまくいくわけないでしょ」
佐賀には悪いけど俺もそう思う。こっちのご当地アイドルはせいぜい駅前のTSUTAYAでライブするのがいっぱいやぞ。
5:32 逆ギレ光太郎
光太郎「知るかそんなもんボケェ!そんな細かい数字wikiピーdiaで調べんかい、それともあれかい、俺はwikiピーdiaかい、うんにゃうんにゃお前らをアイドルにする男巽光太郎さんじゃーい!」
愛に佐賀のことなんでも知ってると威張って人口言えずに逆ギレする光太郎。勢いだけで生きてるなこの男。
ちなみに佐賀県の人口は81万9312人 (2018年9月) らしいです。
6:47 ゆうぎりの首
鏡に映ったゆうぎりの首に縫い跡があります。維新の影にこの人ありと言われたことから幕末~明治初期の人物で、当時の死刑は打首だったことから死刑囚だったのかもしれません。それか単に維新期のゴタゴタで殺されただけかも。
6:57 クッションを抱える愛
さくら「愛ちゃん、アイドルやりよったとよね。なんとなく見覚えある気がする」
アイアンフリルのファンだったおぼろげな記憶を持っているさくら。アイアンフリルが記憶を取り戻すキーワードになるのでしょうか。
7:41 集会
サキ「集会やれや」「クソ、ぜってーアタシのたまごっちも死んどるやん」
レディース怒羅美の特攻隊長だったサキ。
たまごっちブームの世代のようですね。
8:17 番犬
館を抜け出そうとするも玄関には番犬がいる。
アイキャッチ たまねぎ畑
佐賀県はたまねぎ生産量 157, 800 トンであり、1位の北海道 (580, 200 トン) についで2位。また農業人口100人あたり生産量 466.49 トンで1位の北海道 (521.18 トン) についで2位。北海道はちょっと広すぎて反則なので実質日本一。
アイキャッチ 直正像
9:37 もげた
ゾンビなので引っ張ると腕がもげる。
目玉も飛び出る。
9:50 寿通り商店街
2017年に閉鎖した商店街。シャッターガラガラ。
「寿通り商店街」60年の歴史に幕 佐賀市松原 6月閉鎖、店主も高齢化 5店のみに|行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE
10:00 街灯
一つだけついている街灯
10:05 鏡を見る愛
光太郎との口論で「うまくいくわけないでしょ。こんな顔でアイドルやって佐賀を救うって」と述べ、さくらにも「あんた本気でゾンビがアイドルやれるなんて思ってんの?」と言う愛。かってアイドルとして2000年以降のトップに君臨したからこそ、今のグリーンフェイスには耐え難いものがあるのではないでしょうか。顔に傷が残ったとかそういうレベルじゃないですからね。
10:41 またステージに立ちたい
さくら「確かにそうね。私なんも考えとらんかもしれん。けど…この前みんなとライブしたとき、不思議な気持ちになったっちゃ。心が揺さぶられるような、すごく幸せな気持ち。ゾンビになる前の記憶がないけど、私それをどこかで感じたことがある気がして。その気持をまた感じたくて、なんなのか確かめたくて。またステージに立ちたいなって。そう思って」
ステージへの憧れを愛、純子に語るさくら。やはり正統派アイドルアニメ。
10:55 車
キキー!(ブレーキ音の幻聴)
ちょうど3人でしかも車で降りてくるのも3人とか詠唱始まってたら絶対死んでたぞ。
11:20 ラッパー
女の子見かけたからナンパしにきたラッパー。
11:34 逃げる3人
街灯のほうへ逃げていきます。
11:52 ラップバトルエントリー警官A
1話でさくらを撃った警官がラップバトルに参戦。
12:05 灯りの下へ
愛「警察……助けてください!」
ここで商店街冒頭から強調されていた街灯の下に出るわけです。ただ寂れた商店街のアクセサリーとして街灯を置いていたわけではなく、ゾンビであることが明らかになる舞台装置なんですね。
声をかけようとした女の子はゾンビだった!
俺の答えはこれや(拳銃を撃つ)
12:41 見守る光太郎
3人娘が逃げ出したのを見守っていた光太郎。手遅れになりそうだったら止めるつもりだったのでしょうか。
13:01 ほんとに撃たれた
純子「昨日ほんとに撃たれたんですよね私たち」
愛「死ぬかと思った」
純子「もう死んでますけどね」
さくらが1人レッスンしてる中昨日を振り返る2人。愛は人にとても怖がられたことと鏡に映った自分のゾンビ顔を改めて強く感じました。
14:20 特殊メイク
光太郎の特殊メイクに感動するメンバーたち。特に昨日ドン引きされた愛と純子には感慨深いものがあるでしょう。
14:37 追っかけ
1話に出てきたメタラーがデス娘の出演情報を聞きつけて参加。TO候補ですわ。
15:10 改名
光太郎「お前たちは今日からグリーンフェイスだ」
デス娘からグリーンフェイスに改名。こんな会場にデス娘なんて名前似合わないですからね。これから毎回会場に合わせてユニット名変えていくのかな。
16:27 ゆうぎりの舞
伝説の花魁だから舞もお手の物。光太郎が作ったであろう振り付けと全然違うけど。
16:59 山田たえ
愛の腕がすっぽ抜けるんだからたえのもすっぽ抜ける。
腕が取れるんだから首だって飛んでく。
17:33 アンデッドパワー
さくら「はい手品、手品でーす。アンデッドパワーでーす!」
手品ということにしてごまかすさくら。湧く観客。
18:45 ラップバトル開幕
さくら「だからゾンビ隠せよぉ!全然ゾンビ隠す気ないやん!アイドル首取れんやろ?どっから見ても人間だと?どこに首取れる人間がおると?頭腐っとるんかバカゾンビ!」
ゾンビを隠そうともしないサキにブチ切れさくらのラップバトル。ラッパーたちの登場がただ警官とギャグの一幕ではなく、ここでラップバトルさせるための布石となっていたのですね。こういったところがほんと丁寧に作られているアニメです。
19:01 さくらの意外な一面を見る愛、純子、ゆうぎり、リリィ
これまで光太郎の指示通りレッスンしてたさくらが、内に秘めたる熱いパッションがあったことに驚くみんな。
19:09 光太郎のボイスパーカッション
この男、ボイスパーカッションまでこなす。ダンスレッスンに仕事を取ってくる営業に特殊メイクにと多芸すぎる。
19:15 受けて立つ二階堂サキ
サキ「ハンドル握って死んだアタシがゾンビのアイドルだ?アホかお前みたいに言いなりがいいなら、アタシゃあのまま寝てたほうがマシだ!」
サキもまたゾンビがアイドルやれるわけないと思っていたんですね。
19:28 アドリブ
突然のラップバトルにも対応できるゆうぎりとリリィ。アドリブ力が高い。
19:52 あっけにとられる愛、純子
サキ「思い出したらなんか変わんのか?仲間にゃ会えねぇ。たまごっちだってもう育てらんねぇ。アタシら終わってんだよ!もうなんも変わりゃしねぇよ!」
サキはアイドルがやれないことよりもレディースの仲間に会えないことからヤケになっていてゾンビを隠そうとしなかったのでしょう。
ラップバトルにノッてるサキ、ゆうぎり、リリィと対象的に愛、純子はただ突っ立ってるだけ。元アイドルなだけに「ゾンビなんかがアイドルやれるわけない」という気持ちがまだくすぶっているのでしょう。
さくら「おいそこで突っ立ってるてめぇらもだよ!でっきっこないとか言ってんじゃねぇよ!最高の才能、持ってるくせしてなんも!しねぇで諦めちゃただの敗北!出来ない理由、考えんじゃねぇ!できる方法、見つけようぜ!ボロボロのゾンビが本気でやんなら、心はまだまだ腐りゃしねぇ!」
そんな2人もdisっていくブチ切れさくら。商店街で愛が言っていた「あんた本気でゾンビがアイドルやれるなんて思ってんの?」という質問への回答になるわけです。
21:00 オタクはすぐ泣く
ラップバトルに感動して泣くオタク。泣くなら最終回のアリーナ席で泣け。
21:28 認めるサキ
サキ「お前根性あるやん。あそこでラップ突っ込んでくるとかよ、気に入った!」
ラップバトルを通してさくらの根性を見たサキ。全力でぶつかってわかるものがあるんですよ。
そんなわけで第2話 I ♡ HIPHOP SAGA でした。今回もよかった。
今回は腕取れ、ラッパーとリフレインしているのが非常にうまい構成でした。
また街灯や鏡といった要素も役割を果たしており、非常に作り込まれています。
3話も楽しみですね。